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「続かない」に終止符を!家計簿を「仕組み」でハックする

家計簿が続かない原因は、もしかしたらその「つけ方」にあるかもしれません。
 
最初のうちは「よーし!家計簿つけてお金の流れ全部把握すっぞ!」と意気込んでみたらいいものの、
 
いちいち買い物のたびに入力すんのめんどくせえ…よし!週一で入力すっか!
レシートたまりすぎ…ヒェェ…
買い物の瞬間レシートをぽーいっ
 
という経験をした方はめっちゃくちゃいらっしゃるんじゃないでしょうか?
この記事を読めば、「家計簿なんて無くてもお金とか大体把握してるしぃ。なめんな。」と虚勢を張る日々とおさらばできるはず(たぶん)
 
※この記事は、スマホアプリで家計簿をつける事を前提としています。ご容赦ください。
 

大事なのは入力回数を減らす仕組みづくり

家計簿が続かない理由はたくさんあるかとは思いますが、その理由をランキング投票すると、
おそらく堂々の第一位は「だって、めんどくさいんだもん。」でしょう。
 
ではどうすれば続けられるのか?
ポイントは家計簿のつけ方を極力シンプルにする事です。
何がめんどくさいかというと、いちいちアプリを開いて入力するという作業がめんどくさいんです。
なので、いかにこの作業を簡潔かつ少なくする事が重要です。
 
僕も最初気合が入りすぎ、以下のような行動を取っていました。
 
「ふむふむ、家賃とか光熱費とか色々分けて予算付けれるのか。よし、めっちゃ把握するために分けまくったろ」
「ほう、さらにタグ付けもできるのか。シンプルに『投資』『消費』『浪費』の三つ作っとくかな」
「お金の流れ把握するためやし、1円単位で把握したろ!」
 
自ら課したこのルール、ヘビー過ぎた。テンションが高いうちはいいですが、人間のメンタルって浮き沈みします。
100円くらいで買った有料家計簿アプリは3ヶ月くらい開きもしなくなりました。
 
そんな僕でも、家計簿をつけるルールをめちゃくちゃシンプルにする事によって、今ではなんとか続いています。
では早速、僕がたどり着いた「家計簿を続ける仕組み」を紹介します!
 

まず、完璧主義をやめてみた。

僕が個人的にめんどくさいのが、視線をレシートとスマホ画面で往復させ、電卓みたいなポチポチを「1…9…9…0…円!」と入力する事。
これを簡潔にします。
まず、一円単位で入力するのをやめました。それでもって、細かくても500円単位で入力することにしました。
 
1980円ならば2000円、17623円であれば18000円、2350円であれば2500円、というようにです。
 
家計簿をつける理由はどんな理由でしょうか?支出を管理し、給料に対して、何にどのくらい使っているのかを把握するためですよね?
これは一円単位で把握する必要は全くありません。ざっくりとでいいので、続ける事、そしてデータを集める事が第一です。
 
支出に対して節約可能な部分がどれぐらいの割合を占めているのか、毎月変動する食費などはだいたいどれくらいなのか。
これらを把握することによって、月々最低限必要なミニマムコストが見えてきます。
 

次に、タグ付けをやめてみた。

基本的に家計簿アプリには、「支出の種類」を分ける機能と、タグ付けによって「属性」を分ける機能が付いています。
 
「支出の種類」といえば、食費、光熱費、通信費...などがあげられますが、
それに対して「属性」はと言うと、投資、浪費、消費などがありますね。
 
ただでさえ「支出の種類」を分けるのも面倒なのに、それに加えて「属性」を設定するのは非常にやってられんです。
 
じゃあどのようにして属性を把握すればよいのか?
これはお金のポケットを分けることによって解決します。
 
例えば、コンビニでの買い物。僕の場合は大体が「なんとなく飲み物欲しいなー」というような動機で、絶対に必要な出費ではありません。
なかったらなかったで良いもの、あえて自分に厳しく言ってみれば、単に無駄遣いです。
僕はコンビニの買い物の様に、「無駄遣い」と分かっているモノは全てICOCA電子マネー)に統一しています。
 
そして僕の家計簿アプリの「支出の種類」にはあらかじめ”ICOCA”を登録しています。
初めから”ICOCA”は「無駄遣い」というルール付けをしているので、「投資」「浪費」「消費」のどれに属するのかは一目瞭然ですね。
 
この様に、食費はこの財布から、通信費などの固定費はこのクレジットカードから、とあらかじめ決めておくと、非常にスッキリと支出管理をすることが可能になります。
 
後々管理しやすい様な「仕組みづくり」が重要なわけですね。
    
 

最後に、使うたびに入力するのをやめてみた。

個人的に一番重要なのはこの部分だと思います。
レシートをずらーっと並べ、一つ一つ入力していく…..。やってられんわい!と憤慨する人の気持ちは痛いほど分かります。
 
なのでこれも、極力入力する回数を減らすという仕組みづくりが大切です。
 
先ほど.「無駄遣いは”ICOCA”オンリー」という話をしましたが、これが非常に効いてきます。
無駄遣いは”ICOCA”オンリーなのであれば、今月の無駄遣い予算をまず”ICOCA”にぶち込んであげて、家計簿にその金額を入力しちゃえばいいのです。
 
そうすれば、今まで
入力回数=買い物をした回数だったのが、
入力回数=”ICOCA”にチャージした回数
になりますよね。月に数十回と繰り返していた作業を、1〜数回に減らす事ができます。
 
これはチャージするICカードに限った事ではありません。
 
お金の出どころを用意してあげればいいだけなので、〇〇用の財布なんかを用意してあげればいいのです。
 
例えば僕の場合ですと、食費や雑費はこの財布から、と専用財布を用意しているので、
月の最初に数万円財布に入れ、それと同時に家計簿に「〇〇万円」と入力しちゃいます。
 
もし余ったならば、余った金額をもともと入力している値から引いてあげれば万事オッケーです。
 
僕の近辺のスーパーではデビットカード電子マネーが普及していないところが多いので、
便宜上、財布に現金を用意していますが、
食費専用の口座を作り、その口座のデビットカードを作ってしまうというのもいいかもしれません。
 

まとめ

「タイム イズ マネー」です。直訳すると「時間ってお金やで」です。
 
お金を管理するために、お金ほどの価値のある時間を使いまくっていては本末転倒ですよね。
 
・入力回数は極力減らす
・複数のお金のポケットを用意する
・細かいことは気にせずざっくりとする
 
これを守れば、以前よりも家計簿をつける事が楽になり、家計簿に縛られる時間も短縮できるはず!
ぜひお試しください!